ECOプロジェクトで研修を行いました

こんにちは。動物看護師の山﨑、増子です。

当院では環境に配慮したエコへの取り組みを実行するエコチームという組織があります。これまでエコチームとして消費電力の削減やエコバックの販売に関わるなどしてきました。

今回、東京都江東区にある「日本科学未来館」で研修を行いました。

目的としては、今後も継続して地球に優しい活動をしていくためにエコや自然環境についての知識を深め、参考となるものを吸収することです。

 

まず、私たちを出迎えてくれたのは、科学未来館のシンボルでもあるジオ・コスモスでした。「宇宙から見た輝く地球の姿を多くの人と共有したい」という毛利衛さんの思いで作られた、有機ELパネルで球体を表現した巨大な地球のオブジェです。

宇宙空間に輝く地球のリアルな姿に、ずっと見ていても飽きません。

 

「地球とつながる」「未来をつくる」「世界をさぐる」というテーマに沿った展示をまわりました。

自然環境に関する様々なデータを見られるモニターでは、気温の上昇や、森林伐採の面積など、過去、現在、そして未来の推測までが表示されていました。

このまま地球温暖化が進行し続けると、氷河が溶けて海面が上昇することで島や沿岸部の水没、異常気象が増えることによる農作物の収量・品質の低下、熱波による熱中症患者の増加など、様々な問題が発生することが分かりました。

そして、想像以上に地球温暖化、気候変動などが進んでいる事に驚きました。頭では分かっていても、普段の生活の中では中々意識していないことを、再確認することができました。

 

また、未来逆算思考のブースでは、現状の課題を解決していくのではなく、思い描いた理想の世界を実現する為に、今からできることを発想するという考え方に感銘を受けました。まさに、エコ活動を実践していく上で欠かせない思考だと思います。今一度、自分たちができることは何か、また実際に行動することで未来がどのように変わっていくのか深く考えることができました。

日本科学未来館は未来を見据え、私達にこれからの生き方の指針を示してくれる素晴らしい施設だと感じました。

大切な資源は、私たちの日常では目に見えない物ばかりです。そして、見えないが故に好きな時に好きなだけ使っています。その使いすぎを今後どうしていくべきなのかを考えさせられました。

 

一人ひとりにできることは限られているのかもしれませんが、みんながそれぞれエコを心がけることで地球環境の改善に繋がっていくと思います。

次の世代に誇れるよう地球に住む一人の人間として、ALL動物病院行徳として出来ることに取り組んでいきたいと思います。

この記事を書いた人

君塚 祥子(愛玩動物看護師)
「猫にやさしい病院」を目標にCATVOCATEを取得し、院内の猫プロジェクトリーダーとして猫のストレス軽減に力を入れている。また歯みがき教室やキトンクラスなど家族向けの教室を開催し、家族とペットの生活をより良いものに出来るよう奮闘中。趣味は野球観戦で埼玉西武ライオンズを応援している。特に栗山巧選手が大好き。