この症状、何科に相談したらいいの?そんな時は総合診療科を受診してみては?

総合診療科とは

総合診療科は言葉が話せない動物たちから出された「何気ないサイン」を読み取って病気を見つけていく診療科です。

あらゆる角度から病気を総合的に診察し、必要に応じて検査を実施して病気を絞り込みます。一般的にあらゆる症状に対して最初に対応する科でもあります。

 

どのような時に受診すべきか

なんだか体調がいつもと違うけど何科で相談したらいいかわからない、というときにまずは総合診療科でご相談ください。

何か一つの症状でも原因としてはいろいろな臓器の問題が疾患の候補として挙げられます。

 

症状の例、および考えられることとして

「元気・食欲がない、いつもとどこか様子が違う」

これらの症状はすべての病気で当てはまります。どこかいつもと違うな、というサインが病気を見つけ出すヒントになることもあります。些細な事と思ってもご相談ください。

「嘔吐、下痢をする」

下痢や嘔吐の症状で多くは消化器疾患が考えられます。軽症である場合もありますが、中には重症化する病気が隠れていることもあります。

下痢について詳しくはこちらも合わせてご覧ください。

「水をたくさん飲む、尿の回数が多い」

一般的に多飲多尿と言われる症状で、原因は腎臓病や糖尿病、ホルモンバランスの異常など多岐にわたります。治療法は原因疾患によって異なるため、まず総合診療科の診察で原因を見つけていきます。詳しくはこちらも合わせてご覧ください。

 

どのような診療が行われるか

①問診

まずは動物たちの症状やその経過などをご家族から詳しく聞いていきます。

問診ではご家族からの情報が診療の手助けになるのでご自宅で過ごしていて少しでも気になることがあれば教えてください。

②身体検査

身体検査では体重、心音・肺音の聴診、体温測定、身体全体の触診、視診をしていきます。

これらのチェックを行うことで獣医師が動物の状態を把握します。

③各種検査の実施、治療提案

問診、身体検査を踏まえて検査や治療を提示させていただきます。

検査結果は丁寧に説明させていただきます。また、今後の治療方針については獣医師とご家族でしっかり相談させていただいた上で行います。

 

当院では総合診療科の非常勤獣医師 石川が勤務しております。

地域の中核動物医療センターにて長年副院長として勤められてきた先生であり、様々な分野で高い技術を持った獣医師です。

また診療業務のみならず、多くの動物病院でアドバイザーとして獣医師育成も行っております。

獣医師:石川 勇一
専門分野:総合診療 軟部外科

 

診察予約について

現在当院での石川の診察は第一火曜日・第三日曜日となっております。診察希望の方は電話にてお問合せください。

他院での治療経過、検査結果がある場合はご持参ください。

皆様の大事なわんちゃん、猫ちゃんの健康の不安を取り除いてあげるような診療をご提供します。

この記事を書いた人

小安 瑛加(獣医師)
ご家族様が相談しやすい診療を心がけ、診察受けてよかったと思えるような獣医療を提供できるよう日々邁進中。趣味は美術館、博物館に行くことで非日常感が味わえる独特な空間が好き。実家では猫を飼っていて帰省するたび猫を吸っては猫アレルギーを発症させている。