抱っこしてたら落ちちゃった!布団に隠れてたのを踏んじゃった!これって大丈夫なの?

猫ちゃんはわりと高いところから落ちても上手に着地できる子が多いですが、近年スコティッシュフォールドやマンチカンなどといった生まれつき軟骨が弱く骨や関節に異常を持つ種類の猫ちゃんも多く飼われており、衝撃に弱い骨格でもあるのでより注意が必要です。

日本では小型犬の割合が多く、チワワやトイプードル、ミニチュアピンシャーなどといった細くて長い脚の骨格の犬種も人気です。

細くて長いということは骨に負担がかかると折れやすいということになります。

大人が立った状態で犬を落としてしまうのは、人間だと7-8階から落ちるのと同じくらいの衝撃があると言われています。

特に小型犬や老犬、子犬子猫などでは内臓や頭、そして足にけがをしてしまい、命を落とす場合も少なくありません。

 

では、もし落としてしまったり、ソファの背もたれから飛び降りてしまった、踏んでしまったなど、どのようなことに気を付けてチェックしたらいいのか解説していきます。

 

①まず、落ち着きましょう。

ご家族が落ち着いて状況を把握して伝えるべき項目を先生に伝えられるかどうかで生死が分かれる場合もあります。

気持ちが焦ることももちろん分かるのですが、起こってしまったことは過去に戻せません。一度深呼吸をして冷静に状況を把握するようにしましょう。

②嘔吐やけいれん、震え、目が揺れていないかを見ましょう。

打ち所が悪く、頭などを打ってしまった場合には脳震盪や嘔吐、けいれんを起こすことがあります。そんな場合は、揺らさないようにそーっと、大至急動物病院へ行きましょう。

脳の衝撃は、急激に悪化することがあります。一回普通に戻ったから大丈夫だよね!と安心していたら、翌日急変したということもあります。

たとえ症状がなくても、安心しきらずに一週間程度は注意して見ていてあげましょう。

③動いているけどなんか変。

足から落ちてしまったとき、着地の時に滑って無理な負荷が骨・関節にかかると骨折・脱臼を起こします。骨や関節に異常がある場合は、歩き方がおかしかったり、触ると痛がったりします。見るからに変な方向に曲がっていると骨折です。

あまりにも痛い場合は驚いてご家族に噛みついてしまうこともあるので注意しましょう。骨折はレントゲン検査ですぐにわかるので、もし落ちてしまった場合は診察を受けましょう。

④ちょっとびっこ引いてるけど体重かけることができている。

こういう場合は、少し様子を見ても良いでしょう。

しかし、しばらくたって嘔吐や血尿などがあると内臓へのダメージがある可能性があります。必ず診察を受けましょう。

 

落とさないために

動物をだっこしながら、ほかのことをしないことをお勧めします。何かの拍子に予想していないことが起こったり、暴れて落としちゃった!というお話もよく聞きます。

抱っこに慣れていない人や、小さなお子様の抱っこにも注意が必要です。落ちるかもしれないという心構えの下で常に抱っこしましょう。

①は不適切な抱っこの仕方です。片手での保持の場合は④のように腰を肘で挟むようにして支えます。普段は②か③のように両手で抱っこをしてください。その場合は必ず片手はお尻を支えて。片手は脇や胸を支えるようにしてください。

 

踏まないために

我が家にも18歳の猫さんがいますが、足にまとわりついてきたり、予想していないところで寝ていたりするものです。

家の中をすっきり見渡せる環境づくりが一番の予防だと感じています。そして、「もしかしたらここにいるかもしれない」と常に気を付けて生活することが大事です。

 

犬も猫も、人間の子供と一緒です。

予想もしない行動をとるものです。こんなこと起こるはずがないという思い込みは捨てましょうね。