猫にトリミングって必要なの?当院のトリミングをご紹介します!

猫にトリミングは必要なの?

猫は生まれつきキレイ好きで、自分で全身を舐めて清潔を保っており、これをセルフグルーミングと言います。

ただ、肥満気味の猫はセルフグルーミングがすみずみまで行き届かなかったり、長毛種の猫ちゃんはセルフグルーミングが追い付かず、汚れが残っていたり、もつれや毛玉ができてしまうことがあります。また、猫にとって有毒な汚れだった場合、口に入ってしまう危険もあります。

汚れや毛玉を放置してしまうと中に湿気がたまって雑菌が繁殖し、不衛生な状態から皮膚炎になる可能性もあるので早めの対処が重要です。

また、頻繁なセルフグルーミングでたくさんの毛を飲み込んでしまうと、食欲不振や嘔吐・便秘などの症状を引き起こすこともあります。特に毛の抜け替わる換毛期はブラッシングをこまめに行い、必要に応じてシャンプーもしてあげるとよいでしょう。

基本的に短毛種はカットの必要はありません。長毛種や皮膚疾患がある子はトリミングが必要と言えるでしょう。

ブラッシングやシャンプー(トリミング)は猫ちゃんの体に触れることで異変に気付きやすく、病気の早期発見につながるメリットもあります。

 

※トリミングとは

犬も含め、トリミングとは毛をカットするというイメージだと思いますが、カット以外にも爪切り、耳掃除、肛門腺絞り、ブラッシング、シャンプーなどもトリミングに含まれています。

正確には毛をカットすることをトリミング、毛のカットを含めた全身のお手入れをグルーミングと言いますが、日本では一般的に両方あわせてトリミングと呼ぶことが多いようです。

 

猫に対してのトリミングの取り組み

基本的に猫は水に濡れることやドライヤーの風の音が苦手な子がほとんどです。トリミングを行う場合、猫のストレスもよく考えて行うことが大切です。

嫌がって暴れている子を無理やり抑え込んでトリミングしてしまうと、猫やトリマーが怪我をする可能性が高く、猫に大きなストレスがかかってしまいます。嫌な思いをした猫には怖い印象が残ってしまい今後のトリミングが難しくなってしまいます。

当院では猫のストレスや安全を考え、トリミングは原則鎮静下で行っています。

鎮静の目的は『動物の不安を取り除くこと』です。

鎮静剤を使うことで猫の恐怖心を最小限にでき、鎮静剤を使わない場合よりも短時間で安全にトリミングを行なうことができます。

鎮静というと少し抵抗があるかもしれませんが、鎮静をかける前には必ず事前に血液検査を行っており、トリミング後は目を覚まさせる注射を打つので速やかに目を覚まさせることができます。

猫のその日の体調や、血液検査でなにか異常が見つかれば、獣医師の判断で鎮静をかけない(トリミングをしない)ということももちろんあります。無理に鎮静をかけてトリミングをするということはありませんのでご安心ください。

 

トリミングの流れ

カットについて

当院では猫ちゃんのカットは基本的に全身を短くバリカンでカット、もしくは肩から上の毛を残したライオンカットのみで、猫ちゃんのカットには必ず2㎜以下のバリカンの刃を使っています。

猫ちゃんの皮膚はとても薄く(人の皮膚の5分の1~6分の1の薄さ)、よく伸び、裂けやすいです。そのため、2㎜より長い刃を使うと刃と刃の間に皮膚が入って切れてしまう可能性が高くなってしまいます。

毛玉がたくさんできてしまってお家で取れないといった理由でトリミングする子が多く、毛玉が皮膚にくっついると毛玉と皮膚の境目がわかりにくく、お家で毛玉を切ろうとして皮膚ごと切ってしまうといったこともありますので、毛玉がたくさんできてしまったら、お家で無理に取ろうとせずにプロに任せたほうが良いでしょう。

ライオンカットを希望されてもその子の毛玉に状態によっては、全身つるつるにする場合もあります。

毛玉をほぐすことに時間がかかると、結果鎮静の時間が長くなってしまい猫の負担が大きくなったり、毛玉をほぐすために何回もブラシをかけると皮膚が傷ついてしまったりすることもあります。

毛玉がたくさんある場合は見た目よりも猫への優しさを優先させてあげてください。

毛玉になっていない子は長毛種でもシャンプーコースで十分かと思いますが、抜け毛が多くて困っている・皮膚疾患を治療中で短くしたいなどあればご相談ください。

 

猫のトリミングについて詳しく知りたい、トリミングをしたいけど鎮静が不安…など、気になることがございましたらお気軽にスタッフにお声がけください。