『ありがとう』を形に。感謝の気持ちを伝えられていますか?

忙しくても何気ない感謝を伝えたい!とは思いませんか?

当院では2021年4月から『Thanks Gift』というスタッフ同士で感謝を贈りあう制度をはじめました。

自分が相手に助けてもらったこと、相手からの善意の行動に対してすぐに感謝の気持ちを伝えるのはもちろん大事なことですが、日々忙しく仕事をしているとその場で感謝の言葉を伝えられないこともあります。

そんな時に『Thanks Gift』を使っています!

Googleフォームに自分の名前と相手の名前、どんな理由で贈るのかを書いて贈ると、1か月毎に集計されて各スタッフにどんな理由でGiftが送られてきたのかがフィードバックされます。

短い文章で相手に感謝の言葉を伝えられるので気軽に利用できることや、ただ「ありがとうございました」と言うのではなく「○○の時に~してくださって助かりました。ありがとうございました。」といった具体的な言葉を送り合えるので、送った方も送られた方もHAPPYな気持ちになります。

運用していく中で、初めはどのようなことを送ったら良いのか手探り状態でしたが、少しずつ小さな感謝を贈りあえるようになっていきました。

Thanks Giftを利用していく中で、日ごろのスタッフ同士の会話の中でも感謝の言葉を伝える機会が増えたように感じます。

 

実際にどのようなことでみんなが贈りあっているかというと・・・

・荷物を運ぶのを手伝ってくれてありがとうございます。

・手術の準備をしてくれてありがとうございます。

・診察室の掃除ありがとうございました。

・保定のコツを教えてくださりありがとうございました

・業者の対応ありがとうございました

・業務の引継ぎありがとうございました。

・やり方を教えてくださりありがとうございました。

・いつも笑いを提供してくださってありがとうございます

些細なことでも感謝の気持ちを述べるようになりました。

 

Thanks Giftの感想を皆に聞いてみました!

・些細なことでも感謝されることが嬉しい

・人の良いところを探す癖がつく

・忙しくて言えなかった『ありがとう』を伝えられるので良い

・先月の報告をもらうのが楽しみ

・気軽にお礼を言える

・自分で意識してなかったことでもらえると嬉しい

・感謝をしたい相手に形として残るので良い

・もっと人に優しくしようと思う

 

Thanks Giftを導入して良かったというポジティブな意見がほとんどでした。

何気ない自分の行動が感謝されることは想定していたよりも嬉しくもっと感謝されたい、次も感謝してもらえるように頑張りたい、スタッフみんなの役に立ちたいと思うようになりました。

日ごろの行動に対して改めて目に見える形で感謝の言葉を渡したりもらったりするのは、とても嬉しく、お互いが相手に気を配り思いやることで感謝する場面をもっと増えてくれるといいなと思います。

またスタッフ間だけでなく病院に来院されるご家族と嬉しい気持ちを共有出来たらよいなと感じました。

院内での些細な出来事や、ふとした時の感謝をもっともっと伝えていけるようになっていきたいですね。

この記事を書いた人

鈴木 唯奈(動物看護助手)
ご家族と他愛のない世間話をするのが好き。特にゲームの話題になるとマシンガントークが炸裂する。一緒に暮らしている猫2匹は元保護猫でスタッフの縁でお迎え。子猫の頃に比べると大きく成長したが、甘えん坊な性格は変わらず。HPに載せている画像にもたまに登場している。