犬や猫の首輪、胴輪はどちらを選べばいい?正しく理解して選ぼう!
この記事の内容
散歩やしつけに必要不可欠な首輪・胴輪をどのように選択していますか?
どちらにしたらいいのかわからないという方、そもそも首輪も胴輪も必要ないと思う方もいるかもしれません。
動物愛護管理法7条3項〈動物の所有者又は占有者は、その所有し、又は占有する動物の逸走を防止するために必要な措置を講ずるよう努めなければならない〉とし、散歩に行く際は首輪か胴輪にリードを装着する必要があります。
首輪または胴輪が付いていることで飼い主がいる証明にもなりますし、万が一離れてしまった場合も、迷子札が付いていれば無事に戻ってくる可能性も高くなります。
今回は首輪と胴輪の選び方、どんな種類があるのか、苦手にならないようにするにはどのようにしたらいいのかをお伝えします。
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伊川(愛玩動物看護師)
物心つく頃には動物に触れ合うことが多く、将来の夢は動物関連の仕事に就くことだった。看護師として外科の勉強や、当院をみなさまに周知してもらえるようHP等の内容を充実させることに奮闘中。また、シニア猫との暮らしの経験からシニアになってもより良い生活をできるようお手伝いしております。フェレット大好き、フェレット仲間募集中!
首輪と胴輪の違いとは?
首輪と胴輪のメリット・デメリットを比べてみましょう。
首輪(カラー)
首輪は首につけるもので、軽くリードを引くことで犬に合図を送り注意をこちらに向けさせることができ、しつけがしやすいというメリットがあります。
デメリットはリードを引いたときに首に負荷がかかり気管に疾患がある場合は症状が悪化することがあります。
また、サイズがあっていないと抜けてしまい脱走に繋がる恐れがあるため首輪選びの際は注意しましょう。
胴輪(ハーネス)
胴輪は上半身全体で支えられるように作られているので首輪に比べて首に負担が少なく、気管に負担がかかりやすい犬やシニア犬、他の犬種に比べると首輪が抜けやすい短頭種など様々な年齢や体格の子に使いやすいというメリットがあります。
デメリットとしては、しつけを行う際に首輪に比べて胴輪は力が分散されてしまうため軽くリードを引く合図を送っても伝わりにくいということがあります。
多くの犬種で、胴輪は体をしっかりと覆うことができるため、抜けて脱走してしまうことが少ないとされています。
ただし、コーギーやダックスフントなどの足が短い犬種は胴輪の形状により、前足を伸ばすような姿勢で前足のひっかかりが弱くなり抜けてしまうことがあるので注意が必要です。

首輪の選び方
首輪を選ぶ際のポイントをお伝えしていきます。
- 太さ
小型犬1cm~1.5cm程度、中型犬2cm程度、大型犬2.5cm~3cm程度と言われています。 - 長さ
愛犬の首周りプラス1~2cm程度。首輪を装着したときにきつすぎず緩すぎない、指が1本入る余裕があるものを選びましょう。 - 素材
・ナイロン
耐久性に優れ、劣化しにくく、軽いものが多いです。しっかり洗う事が出来ます。
・合皮
安価で水や汚れに強いことや汚れても水洗いができるので人気があります。しかし、耐久性は低く劣化しやすいため、長く使い続けることは控えましょう。
・金属
耐久性に優れている反面重いものが多いです。また錆びていたり、金属アレルギーが出たりする可能性があります。
・本革
本革の首輪は耐久性、通気性にも優れているため、首周りが蒸れてしまいやすい犬種も快適に使用することが出来ます。劣化もしにくいですが、水分に弱い素材であるため、細菌やカビの発生に気をつけないといけません。また使い始めは素材が硬いため、犬の皮膚を傷つける可能性があるので注意しましょう。

愛犬にあった素材を選択し、首に負担を掛けない首輪を選びましょう!
胴輪の選び方
胴輪は体形によっては抜けやすいので体格にあったものを選択することが大事です。
細めの胴輪は食い込むことがあるのである程度太くクッション性があるものを選びましょう。また、歩きにくかったり擦れて痛くなったりしていないかも確認しましょう。
8の字ハーネス
名前のとおり胴輪の形が8の字状になっており首と胸に胴輪を通す形で装着させます。
その後、背中の部分にある金具にリードをつけて使用します。
シンプルで使用しやすくどんな犬種でも装着可能ですが、抜けやすく皮膚が擦れてしまうことがあります。


一体型ハーネス
リードとハーネスがその名のとおり一体型になっています。
両前足を通す構造になっていることで8の字ハーネスと比較すると抜けにくいのが特徴です。
ハーネスとリードが一体になっているので着脱しやすいのですが、胴輪とリードを分離できないため、一体型ハーネスを外すと犬のコントロールができなくなります。
ウェアハーネス
お洋服のように着せるタイプのハーネスです。
両前足を通してから、背中の部分に生地を通してマジックテープとバックルで留める仕組みです。
首輪や他のハーネスと異なり、「点」ではなく「面」でカバーするので力が分散して苦しさや痛さを軽減できます。


H型
2つの輪で首と胴を固定するので、抜けにくく実用的です。
首、胸をそれぞれで固定することで装着時に足を挙げる負担が少なくなるためシニア犬にもお勧めです。



トレーニング用首輪
しつけ(トレーニング)を行う際に使用するトレーニング用の首輪、胴輪があります。
チェーンチョーク
鎖でできている首輪で、犬が引っ張ると首が締まる構造になっていて、主にトレーニング用で使用されます。大型犬や力が強い犬に使う事が多く、重たく冷たいため嫌がる犬も多いようです。


ハーフチョーク
半分が鎖で、半分が革もしくは布製の首輪で、チェーンの部分が肌に当たることがないためチェーンチョークに比べて犬の首や皮膚にかかる負担が少ないです。
スパイクチェーン
犬の首に面する側に突起がついているチェーンチョークです。
チェーンチョーク同様トレーニング用であり、ショックを与えてしつける首輪なので普段使いはしないでください。
ジェントルリーダー
犬のマズルを押さえて頭部をコントロールするトレーニング用の首輪で、引っ張りや、飛びつくなどの問題行動がある犬にトレーニング効果は高いと言われています。
ただし、装着すれば直るというわけでもなくコントロールにコツがいるため正しい使い方を知らなくてはいけません。

イージーウォーク
引っ張り防止に有効で、犬の動きを制限します。
マズルの短い犬種や、チョークチェーン、ハーフチョークなどが使えない犬にも適応するハーネスタイプで、犬の習性を利用して、チョークチェーンとハーネスを合体させた形となっています。
犬が前に引こうとすると、肩甲骨と胸に力が加わるため前に歩こうとする力が弱まり犬は上手く前に進めなくなり自然と飼い主の隣を歩く形になるように誘導させやすくなっています。
目的にあわせて首輪・胴輪を選択してみましょう。
猫に首輪や胴輪は必要?
首輪
猫に首輪を付けることのメリットは、万が一脱走しても視覚的に「飼い猫」であることを判断することができます。
また、猫は足音を立てずに歩くので、鈴がついているタイプの首輪の場合、猫がどこにいるかがわかりやすくなります。
デメリットは首輪を付けていることで、突起物に引っかかり、首輪を取ろうとして口にはまってしまう事故に繋がることがあります。
首輪を選ぶ際には、引っ張ることで留め具が外れる安全機能が付いたものがお勧めです。猫に合ったサイズを正しく装着することで安全に使用することが出来ます。

胴輪
猫に胴輪を装着する目的は主に外出時にリードを取り付けて使用し、脱走対策や迷子対策として用いられます。
近年では猫の体に触れる面積が少ないため動きを妨げず嫌がられづらい商品も増えています。災害時での避難所暮らしなどいざという時に使用できるように家の中で胴輪に慣しておくと良いでしょう。
使用する際は適切なサイズのものを選んで使用しましょう。
おわりに|首輪や胴輪は必要か?
首輪や胴輪はすぐ慣れるものではないので、お散歩デビューをする前から家の中で馴れる練習をしましょう。
首輪を装着するとおやつがもらえるなどご褒美と関連付けると楽しく練習を行えるようになります。
装着時の音が苦手な子、首への違和感がある子は、ご褒美をうまく使用しながら数秒程度の短時間から装着する練習を重ね、徐々に慣らせていきましょう。胴輪の装着練習も同様です。
首輪や胴輪は、犬・猫の性格や体型を踏まえて適切な物を選択しましょう。
2本のリードを犬の首輪と胴輪の両方につなぐダブルリードという方法もありますので、安全性を重視し、脱走時や災害時などに備えておきましょう。
