新鎌ケ谷の南院長が国際資格ISVPS-小動物外科認定医-を取得しました!

このたび新鎌ケ谷の南院長が国際的な獣医師教育機関であるISVPSが認定するGPS(小動物外科認定資格)を取得いたしました!

ISVPSとはどのような機関ですか?

ISVPSとはInternational School of Veterinary Postgraduatesの略称で、2003年にイギリスで発足された獣医師がより専門的な知識や技術を学ぶ教育機関です。そこで取得できる資格は国際的に認められたものです。

詳しくはこちらをご覧ください。

取得までどのくらの期間がかかりますか?

定められた講義、実習への参加が必要でありさらに、手術の症例報告(25症例)と試験の合格が必要となり、2年ほどかかりました。

取得しようと思った理由を教えてください!

外科手術自体に対しては、とてもやりがいのある分野であり、興味を持って取り組んできました。

実際の診療の中でも外科症例自体も、一般的な一次診療の動物病院では実施されていないような手術内容などの要望も増えてきているため、改めて体系的に学び直しをしたいという思いで、セミナーや実習が豊富なコースの受講に踏み切りました。

そのセミナーの最後の総復習という意味で認定医試験を受験したため、認定医取得自体はおまけとして付いてきたようなものと捉えています。

今後の夢や展望はありますか?

今回の認定医取得によって、これまで当院で実施してこなかったような稀な手術や難易度の高い手術も増えることも想定されます。

自身のみではなくスタッフ全体へ知識の共有、教育をしていくことで、ご家族に安心して手術へ臨んでいただける体制を整えていきたいと思います。

最後にご家族の皆様に伝えたいことはありますか?

実際にはセミナーを受講することで病院を空けることなどで、ご家族やスタッフへご迷惑をおかけしたかと思います。

しかし、今回受講したセミナーでは、世界的な標準治療を多彩な講師陣から実習も多く交えながら学ぶことができました。手術前に考慮すべき点、より安全な麻酔、疼痛の管理、手術自体の手技などとても多くを吸収させてもらいました。

これからもさらに知識を向上させ、経験を積み重ねることで、皆様の大切な家族であるわんちゃん、ねこちゃんを安心して手術にあずけていただけるよう研鑽を続けたいと思います。

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