【動物病院が教える】キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの特徴・性格・暮らし方・かかりやすい病気とは?

品種シリーズ第2弾!

今回はキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル編です!

室内犬として人気の高い犬種といえば、トイプードルやシーズーやマルチーズなどが有名ですが、キャバリアもこれらの犬と負けず劣らず人気の高い犬種です!

元来愛玩犬として生み出された犬ですので、温和で懐っこく、攻撃面が少ない犬としてキャバリアは人気の高い犬です。

しっぽをフリフリして近づいてくるキャバリアを一度は見たことがあるのではないでしょうか?

そんなキャバリアの魅力や性格、特徴などをご紹介していきます。

\この記事を書いた人/
田川(受付)

田川(受付)

キャバリアが好きで愛犬とともに地方で行われるオフ会に参加するほど。通勤バッグから小物まで様々なものをキャバリアグッズで統一。当院の顔として常に笑顔と気遣いを忘れない丁寧な接遇がモットー。また当院のHPの作成やSNSの発信などといった広報も担当している。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの歴史

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルはイギリス生まれの犬種です。

古くからイギリス王室の愛玩犬として愛されてきた犬で、特にイギリス王室のチャールズ2世がこの犬種を溺愛したことから「キング・チャールズ」という名前がつけられています。

19世紀になって、パグや狆(チン)などの東洋の犬と交配して鼻の短い外見を持つ「キング・チャールズ・スパニエル」が流行しました。

尖った鼻を持つスパニエルは減少し、また度重なる交配のためにひ弱な犬種になってしまいました。

この事態に悲観した愛好家達が元気でたくましいスパニエルを復活させようと改良を重ねた結果、今の尖った鼻を持つたくましいスパニエルが復活するようになったのです。

そして、その尖った鼻を持つスパニエルに「騎士」を意味する「キャバリア」を加えて「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」と名づけたのです。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの性格

キャバリアは、おだやかでやさしい性格が魅力の犬種です。社交性が高く、人にも犬にも友好的に接することができます。

子犬の頃から比較的おとなしい傾向があり、無駄吠えや噛み癖も少ないため、犬を初めて飼う方にも向いています。攻撃性が低く、子どものいる家庭でも飼いやすい犬種として人気があります。また、他の犬とのコミュニケーションも得意な子が多く、多頭飼いにも比較的適しています。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの特徴

体格の特徴

キャバリアの体高は30〜34cmほど、標準体重は5.4〜8kg前後です。小型犬の中ではややしっかりした体格をしており、抱っこしやすいサイズ感も人気の理由のひとつです。

丸く大きな目と大きな垂れ耳、平坦な頭頂部とやや尖った鼻先が特徴的で、愛らしく上品な印象を与えます。

被毛の特徴

滑らかな手触りの長い被毛を持ち、部分的にウェーブがかかることがあります。

2〜3歳頃になると、足・耳・胸などに「飾り毛」と呼ばれる長い毛が目立つようになり、より華やかな見た目になります。

毛色の種類

キャバリアの毛色は主に4種類あります。

  • ブレンハイム
    白をベースに栗色の斑が入った代表的なカラーです。「ブレンハイム」という名前は、お城の名前に由来するといわれています。
  • トライカラー
    黒と白をベースに、両目の上・頬・足・しっぽなどにタン(黄褐色)の模様が入る毛色です。
  • ブラック&タン
    艶のある黒色をベースに、目の上や頬、耳の裏、胸、足、しっぽなどにタンが入るカラーです。
  • ルビー
    全身が赤みのあるレッド一色の毛色を「ルビー」と呼びます。

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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの暮らし方

しつけ

キャバリアは基本的に従順で賢く、しつけがしやすい犬種です。

大きな声で叱るよりも、褒めながら教えることで良い行動を覚えやすくなります。人と関わることが好きなため、コミュニケーションを取りながら楽しくトレーニングを行うことが大切です。

また、適応能力も高く、子犬の頃から家族以外の人や犬、さまざまな環境に慣れさせることで、社会性を身につけやすくなります。

詳しくはコチラの記事をご参照ください。

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運動(遊び・コミュニケーション)

おだやかな性格のキャバリアですが、適度な運動は健康維持のために欠かせません。散歩や室内でのおもちゃ遊びなどを通して、毎日しっかり体を動かしてあげましょう。運動不足は肥満につながることもあるため注意が必要です。

また、遊びの時間は単なる運動だけではなく、飼い主とのコミュニケーションや信頼関係を深める大切な時間でもあります。短時間でも毎日触れ合う時間を作ってあげることが理想です。

詳しくはコチラの記事をご参照ください。

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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのお手入れ

被毛のお手入れ

キャバリアの被毛は、上毛と下毛からなるダブルコートです。換毛期には抜け毛が多くなる傾向があります。

また、毛玉ができやすいため、ブラッシングは毎日行うのが理想的です。特に耳や胸、足まわりの飾り毛は絡まりやすいため、丁寧にケアしてあげましょう。

ブラッシングは被毛を清潔に保つだけでなく、スキンシップの時間としても大切な役割があります。

歯のお手入れ

キャバリアはマズルがやや短いため、歯並びが悪くなることがあります。

歯周病予防のためにも、毎日の歯みがきを習慣化し、口腔内を清潔に保つことが大切です。子犬の頃から少しずつ歯みがきに慣れさせておくと、将来的なお手入れもしやすくなります。

詳しくはコチラの記事をご参照ください。

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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのかかりやすい病気

僧帽弁閉鎖不全症(僧帽弁粘液腫様変性)

心臓の「僧帽弁」という弁がうまく閉まらず、心臓内で一方通行で流れるはずの血液が逆流してしまう病気です。この病気になると、心臓からは血液がうまく全身へと流れなくなり、心臓やその前に位置する肺には少しずつ血液がたまることとなります。

小型犬に多い病気で、他の犬種だと高齢になってから発症する事がほとんどですが、キャバリアは比較的若齢でも発症することが知られています。

僧帽弁閉鎖不全症に関してアメリカ獣医内科学会(ACVIM)が重症度の分類を行っており、ステージをA~Dの4段階に分類しています。ステージAでは僧帽弁閉鎖不全症を患っていないが発生リスクが高い犬種と定義しており、ここにキャバリアは分類されています。

キャバリアは特に心臓病のリスクが高いということで、仮に症状がないとしても心臓病が存在する可能性があります。

心臓の構造異常を確認するため定期的に心エコー検査まで行うことが大事です。もし僧帽弁閉鎖不全症になったとしても早期に治療が始められるように定期的な健康診断をお勧めします。

詳しくはコチラをご覧ください。

僧帽弁閉鎖不全症

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外耳炎

真菌や細菌、アレルギーなど様々な原因で発症する耳の病気です。キャバリアのようなたれ耳の場合、通気性が悪いために症状が悪化しやすい傾向にあります。

耳を掻いたり違和感で首を傾けることが増えたり、悪臭がする場合はすぐに病院で診てもらいましょう。

詳しくはコチラをご覧ください。

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まとめ|キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルと健やかに暮らすために

クリクリの大きな目をしたキャバリアは、本当に可愛らしいですよね。

特にそれが自分の愛犬ですと余計にそう感じると思います。

キャバリアはその性格からとても飼いやすい犬種ですが、心臓病のリスクが非常に高いです。

前述の僧帽弁閉鎖不全症はゆっくりと進行していき、初期では症状があまり出ることが無いため、早期発見には健康診断(聴診や心臓のエコー検査など)を定期的に行うことがとても大切です。定期的な健康診断を必ず受けるようにしましょう。

キャバリアはとても食いしん坊ですので、心臓や足腰へ負担がかからないよう適切な食事や運動で体重管理をしっかりしましょう。

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